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貧乏スクリーンプリント その2
さて昨日の続きです。

枠に紗を張ったら脱脂しておくというのを書くのを忘れました。
台所用洗剤とスポンジでかる〜くやさし〜く水洗いして乾かしておきます。

乾いたら作った乳剤をスクリーンに塗布します。
何かまっすぐな辺のある薄めの入れ物に乳剤を入れます。
私は海苔の缶のフタを使っています。
スクリーン枠を45度に傾けたら,
乳剤の入った容器を,
下から押し付けるようにしてすーっと上までひっぱります。

こんな感じです↓
nyuzaitohu
一回塗ったら上下を入れ替えてもう一回。端っこは少し塗り残してもOKです。
塗り終わったらすぐに光の当たらないところで乾かします。
私はクロゼットに入れて一晩放置しちゃいます。
乾くとすぐに感光しちゃうので,光には注意して下さい。光さえ当てなければこのまま2〜3日はもちます。

さて,乳剤がしっかり固く乾いたら露光に入ります。
普通の家庭になかなか露光機はありませんので,天然の強力なUV光源・太陽を利用します。曇り・雨でも大丈夫。露光時間を長くすればいいのです。

もたもたしてると感光しちゃうので,スクリーン以外のものをすっかり用意してからおもむろに主役に登場してもらうのがいいでしょう。


枠の内側くらいの大きさのスポンジ
同じ大きさの黒い紙
ガラス板
付箋紙的なもの。

を使います。

そんな大きいスポンジない?
台所用を2〜4個組み合わせればOK。
スクリーン下に光が入らないよう,密着させるだけの目的なので後でちゃんと本来の目的に使えます。

ガラス板は100均のフォトフレームから。手持ちの額やフォトフレームのがはずせるならいっとき借りてもいいと思います。これも原稿とスクリーンを密着させる目的。

付箋紙は何枚か。これは露光具合をはかるために使います。できれば濃いめの色がいいです。
太陽光は日によって強さが違うのでなかなかちょうどいい露光時間が読めません。
そこで,版の邪魔にならない所に何枚か貼っておいて,2〜3分毎に一枚ずつはがしてみると,ちゃんと露光したかどうかが分かります。うっすらと付箋の形が見えるようならOKです。

露光の基本時間は,私の場合,晴天5分,曇天10分くらい。これは結構長めの時間ですが,原稿を光を通さないようしっかり作っておけば,短いよりは長い方がきちんと抜けるように思うからです。
もちろん失敗はあるのですが,露光し過ぎで抜けないよりも,露光か乾燥の不足で流れてしまうという失敗の方が多いので。

重ねる順番はこんな感じ。
solarization03

実際の感光風景。
ホントは付箋張る所はガラスずらしておいたほうがいいです。
付箋をはがした跡に,付箋の形が見えているようなら露光終了。
版を水洗いして,露光しなかった部分を洗い流します。
水道かシャワーで,版の裏側(乳剤を塗った方)から水圧をかけながら
しっかりと絵が見えるようになるまで洗い流して下さい。
絶対こすっちゃダメです。
solarization01
これをしっかり乾燥させれば版は完成。
そのままでもう一回よく日に当てると露光部分がさらにしっかりします。
ただ,実はこの↑版は乾燥不足で失敗してしまいまして…(;´▽`A``
なので,別にちゃんと焼けた版をご用意しました。
こちらです!
solarization02
前に,OHPシートかトレペをオススメしましたが,試しにやってみたPPC用紙でもできました。露光は曇天18分ほどです。

さて,ここでまたもや台無し編。実はアイセロ感光スクリーンというものがありまして,紗張り・乳剤塗布・乾燥が全部済んでいて,あとはフィルムはがして露光するだけ!というたいへんお手軽なアイテム。
しかもお値段もそこそこリーズナブルという…。
簡単に好きな図案を印刷してみたいという人はこちらを利用してもいいかも。
これです。
労力を考えるとコスト的にも負けてるなー。

あーー長かった!
なかなか上手くまとめられなくてたいそう読みにくい記事になりました。
ここまで読んでくださった方,どうもありがとうございます。
次回で最後,印刷編です。



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スレッドテーマ [ 趣味・実用 … 趣味と日記 ]
02/27 00:28 | ハンドメイド | CM:4 | TB:0
おお・・・。気軽に考えていましたが、なかなか大変そう・・・。

コレを文章にするのはさらに大変ですね〜。
ご苦労様です〜!
>はとまめさん

半分好きでかけてる手間みたいなもんですから(*^^*)
↑にも書きましたがアイセロスクリーン使えば
ここまで書いたことはほとんど省略できます。
しかも千円もしない ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
こんにちは。
シルクスクリーンは学生の頃(某芸大出身なのです…カッチカチのビンテージなアクリルガッシュうちにもありますよ。笑)実習でやりました。

当時も洋裁はやってましたがニットソーイングはしていなかったので自作の洋服にプリントなんて眼中になく、
あんまり真剣に取り組みませんでした…。
身近な材料でここまでできるんですね〜すごいです。
家庭でやるには大きいものだと紗をピーンと張らせるのが難しいですよね。
アイセロスクリーン、後でチェックしてみます。

>mama-haruhinaさん
なんと!芸大出身なんですか!?
実は私も美術科卒です。さぼってばっかりだったうえ,めっきり遠ざかっちゃって腕はヘロヘロですけど…。
私もシルクスクリーン実習でやりましたよ〜。
当時は写真製版機とかいい道具をいくらでも使えるチャンスがあったのにもったいないことしたもんです(´・ω・`)=3
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